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J-GLOBAL ID：200902239240893066   整理番号：08A0229971

のり面自然回復緑化の現場をとりまく課題と今後の展望-四省庁による「緑化植物取扱方針」の推進にあたって-四省庁による“緑化植物取扱方針の検討”について

著者 (1件)： 福永健司 (東京農大 地域環境科学)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 33  号： 3  ページ： 459-462  発行年： 2008年02月29日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2005年に「特定外来生物による生態系等に関わる被害の防止に関する法律」が施行された事に伴い,四省庁では「緑化植物取扱方針」の検討が行われており,早急に取扱の検討を有する「要注意外来生物」リストが示されたが,緑化現場では,在来種・外来種の判別,在来種の確保,予算上の制約等から遺伝子撹乱防止レベルでの生物多様性保全は難しい状況にある。本稿は,四省庁の「要注意外来生物」に関する検討結果,並びに「緑化植物取扱方針」の途中経過について紹介した。本稿では,外来緑化植物に関する概念,調査対象種の現状と問題点,調査対象種に関する今後の取組み方針及び当面の取扱い方向等について述べた。

シソーラス用語： 法面工 ,  *植生工 ,  緑化 ,  自然環境 ,  環境保全 ,  植物群落 ,  *個体群 ,  *予備調査 ,  指針 ,  技術展望 ,  *外来種

分類 (3件)： 土工計画,土工事  (RA07050R) ,  道路施設・建設  (RC08030I) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (5件)：

• 環境省自然環境局. 平成17年度外来生物による被害の防止等に配慮した緑化植物取扱方針検討調査委託業務報告書. 2006
• 日本緑化工学会. 生物多様性保全のための緑化植物の取り扱い方に関する提言. 日本緑化工学会誌. 2002, 27, 3, 481-491
• 環境省自然環境局ホームページ. http://www.env.go.jp/nature/
• 生物多様性保全のための緑化植物の取り扱い方に関する提言, 日本緑化工学会のホームページ. http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsrt/. 2002
• 特定外来生物の選定についての日本緑化工学会外来種問題検討委員会の見解, 日本緑化工学会のホームページ. http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsrt/. 2005

タイトルに関連する用語 (7件)： のり面 ,  自然回復緑化 ,  現場 ,  展望 ,  緑化植物 ,  取扱 ,  推進