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J-GLOBAL ID:200902239272586300   整理番号:09A0151863

電解質濃度と空気調節の影響を受けた時の非膨潤粘土と膨潤粘土を含んだ凝集体の破壊過程

BREAKDOWN PROCESS OF AGGREGATES WITH NON-SWELLING AND SWELLING CLAYS AS AFFECTED BY ELECTROLYTE CONCENTRATION AND AIR CONDITION
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 33-42  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: G0436A  ISSN: 0009-8574  CODEN: CLASA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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湿潤による団粒の破壊は,団粒内に含まれている粘土の空気スレーキング(凝集体内部の捕捉空気の圧縮で破壊),膨潤および分散により引き起こされる。最近の研究で,耕作地の団粒を使ってこれらのメカニズムの相対的重要度を明らかにすることを試みたが,耕土の多様性と不純物により矛盾した結果となった。本研究では,凝集体破壊での空気スレーキングと膨潤/分散の相対的重要度を明らかにするため,純物質(Na-ベントナイトとNa-カオリナイト)で作った凝集体を使って実験を行った。破壊過程での捕捉空気と電解質(NaCl)濃度の影響を分離するため,真空条件と大気条件下で凝集体をガラスアンプルに封入し,一連のNaCl溶液中で急湿潤にさらした。破壊パターンと破壊時間は目視観測で測定した。結果,Na-ベントナイト凝集体の破壊パターンと破壊時間はNaCl濃度に強く依存していたが,空気調節には依存していなかった。低NaCl濃度では凝集体は多く分散し,破壊時間も長くなった。この依存状態は,過去の研究でNa-モンモリロナイトの中間層の膨張結果と一致した。対照的に,真空条件で湿潤したNa-カオリナイト凝集体は破壊されなかったが,NaCl濃度に関係なく捕捉空気の存在下で凝集体は小片に破壊された。要するに,非膨潤粘土を含んだ凝集体の分散と膨潤は,空気スレーキングであった。(翻訳著者抄録)
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土壌物理 
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