文献

J-GLOBAL ID：200902239499589144   整理番号：08A0940996

Nocardioides種由来の二つのトリアジンヒドロラーゼ(TrzN)の異なる基質特異性

Different substrate specificities of two triazine hydrolases (TrzNs) from Nocardioides species

著者 (9件)： YAMAZAKI Kenichi (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  YAMAZAKI Kenichi (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  FUJII Kunihiko (Kowa Co. Ltd, Ibaraki, JPN) ,  IWASAKI Akio (Kowa Co. Ltd, Ibaraki, JPN) ,  TAKAGI Kazuhiro (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  TAKAGI Kazuhiro (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  SATSUMA Koji (Inst. of Environmental Toxicology, Ibaraki, JPN) ,  HARADA Naoki (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  UCHIMURA Tai (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN)
資料名： FEMS Microbiology Letters  (FEMS Microbiology Letters)
巻： 286  号： 2  ページ： 171-177  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： E0002C  ISSN： 0378-1097  CODEN： FMLED7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nocardioides sp.C190株から分離されるトリアジンヒドロラーゼ(TrzN)は,アメトリンのメチルチオ基だけでなくアトラジンのクロロ基を加水分解できる。TrzN遺伝子(trzN)を有するアトラジンまたはシマジン分解細菌の分離は広範に報告されているが,クロロ-s-トリアジンに対する分解能力以外のs-トリアジン分解能力についてはほとんど知られていない。本研究では,二つのtrzN 細菌種Nocardioides sp.AN3株及びMTD22株のs-トリアジン分解プロファイルの相違について記述した。前者は日本川床堆積物から分離したアトラジン分解分離株であり,後者は日本耕地土壌から分離したシメトリン分解細菌である。菌株におけるtrzNの遺伝的変異を提示した。AN3株とMTD22株のtrzN間のキメラ遺伝子を発現する大腸菌細胞を用いて,TrzNの基質特異性と変異間の関連性を研究した。これはTrzNの酵素反応中心の構造に関する初めての詳細な報告である。

シソーラス用語： *ヒドロラーゼ ,  *放線菌属 ,  *基質特異性 ,  アミノ酸残基 ,  窒素複素環化合物 ,  遺伝子発現 ,  大腸菌 ,  アミノ酸配列 ,  親和性 ,  野生型 ,  遺伝子 ,  遺伝子変異 ,  有機塩素化合物 ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物
準シソーラス用語： *トリアジンヒドロラーゼ ,  Nocardioides ,  トリアジン類 ,  キメラ遺伝子

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

物質索引 (3件)： アトラジン ,  アメトリン ,  アトラトン

タイトルに関連する用語 (2件)： Nocardioides ,  基質特異性