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J-GLOBAL ID:200902240066196308   整理番号:09A0593822

ニューロペプチドY Y5受容体サブクラス欠損マウスにおける摂食行動と食欲関連ニューロペプチドの遺伝子発現

Feeding behavior and gene expression of appetite-related neuropeptides in mice lacking for neuropeptide Y Y5 receptor subclass
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号: 41  ページ: 6312-6317  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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ニューロペプチドY(NPY)は摂食に対する強い神経伝達物質である。NPYの他に,アグーチ関連タンパク質(AgRP)などの食欲誘発ニューロペプチド,およびα-メラトニン刺激ホルモン(MSH),コカイン-アンフェタミン制御転写物(CART)などの食欲減退ニューロペプチドもまた中枢性摂食に関与している。空腹期には,NPYおよびAgRP遺伝子発現はアップレギュレートされ,POMCおよびCART遺伝子発現は視床下部でダウンレギュレートされる。ペプチド神経系のネットワークに基づき,前者は正の摂食制御に関与し,後者は負の摂食に関与し,特に視床室傍核(PVN)において摂食制御ペプチドを働かせる。摂食に及ぼすNPY系のノックアウト(KO)の代償性メカニズムを明らかにするため,食欲関連ニューロペプチドの遺伝子発現変化および摂食行動をNPYY5-KOマウスで試験した。食物摂取はY5-KOマウスで増加した。KOマウスにおける空腹は食物量および水分摂取量をより強く増加した。これらのデータはY5-KOマウスで摂食行動の代償性現象を示唆した。RT-PCRおよびISHでは,摂食の代償は視床下部におけるAgRP,CARTおよびPOMCの遺伝子発現の変化に起因すると推測される。従って,これらの所見から,代償性メカニズムは弓状核(ARC)におけるPOMC/CART遺伝子発現の変化に関与していることが示唆される。POMC/CART遺伝子発現は摂食行動における中枢性代償性制御に対して重要である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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生理活性ペプチド 

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