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J-GLOBAL ID：200902240099307105   整理番号：09A0617952

前頭前野皮質構造と機能を損なうストレスシグナル伝達経路

Stress signalling pathways that impair prefrontal cortex structure and function

著者 (1件)： ARNSTEN Amy F. T. (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 10  号： 6  ページ： 410-422  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最も高次な認知能力を担う最も進化した脳領域である前頭前野皮質は,ストレスによる有害効果への感受性が最も高い脳領域でもある。緩やかな急性的,制御不能ストレスでも迅速かつ劇的な前頭前野認知能力消失を誘導し,さらにストレスが長期化すると前頭前野樹状突起の構造変化が誘引されることを示した。前頭前野皮質に対するストレスの影響を仲介する細胞内シグナル伝達経路が明らかにされ,ストレスシグナル伝達を脱抑制する遺伝的,環境的攻撃がどのように精神疾患での前頭前野皮質機能不全症状を引き起こすかを考察した。

シソーラス用語： *前頭前野 ,  能力 ,  *ストレス ,  *細胞情報伝達 ,  扁桃核 ,  記憶 ,  カテコールアミン ,  錐体細胞 ,  ヒト ,  動物実験 ,  アミノアルコール ,  第一アミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 作業記憶 ,  認知能力

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： ノルアドレナリン ,  ドーパミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 前頭前野皮質 ,  ストレス ,  シグナル伝達経路