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J-GLOBAL ID:200902240217497151   整理番号:08A0410319

ブタの胃腸管における枯草菌及びBacillus licheniformis胞子の発芽及び増殖

Germination and outgrowth of Bacillus subtilis and Bacillus licheniformis spores in the gastrointestinal tract of pigs
著者 (3件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 1025-1033  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究において,ブタの胃腸管において飼料添加物として経口投与した標記両細菌種の胞子が発芽し,次いで栄養細胞が増殖することを調べた。実験1)として8頭のブタに経口投与し,2週間後にと殺して測定した。実験2)として20頭(対照含む)のブタを用いて経口投与の7日後に糞便を採取し,測定した。実験3)として透析膜チューブ(約35mm長)に胞子(108/ml)を密封処理して経口投与し,胃腸管を通過する胞子集団を追跡し,各試験時間ごとに屠殺してフローサイトメトリー(FCM)により胞子の発芽及び増殖を測定した。その結果,実験1):胞子を胃腸管全域で検出し,胃において最も少なく,小腸において投与菌数の約55%を認めた。実験2):糞便中に胞子の増加を認めたが,投与中断後1週間で対照レベルに低下した。実験3:経口投与の4-6h後に胃及び小腸近傍で投与総菌数の約70%を,24h後に胃,盲腸及び中腸において総菌数の約10%を検出した。また,24h後に,胞子の減少と栄養細胞の増加を検出したが,総菌数は対照の約2倍のみの増加であった。これらの結果から,経口投与した標記両細菌種胞子の70-90%はブタ胃腸管近傍で発芽するが,栄養細胞の増殖は限定的であることを示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物検査法  ,  特殊飼料  ,  豚 

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