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J-GLOBAL ID：200902240338259606   整理番号：08A0300279

竹を用いた構造材料の開発

著者 (1件)： 渋沢龍也 (森林総合研)
資料名： 木材工業  (Wood Industry)
巻： 63  号： 4  ページ： 152-157  発行年： 2008年04月01日 
JST資料番号： F0206A  ISSN： 0026-8917  CODEN： MKOGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,竹材の生産量が減る一方,放置竹林の増加や里山周辺林への竹の侵入が発生している。つまり竹資源は蓄積するが利用が少ない。各県では里山環境保全を含め,荒廃竹林の施行管理の実施を検討している。本稿では竹資源の有効活用(用途開発)を視点に,竹材を用いた構造材料の開発に関する状況と課題を纏めた。成分組成は木材とほぼ同じ,機械的性質は広葉樹材に類似だが繊維配向性が高いため繊維方向で高い強度と寸法安定性を示す。材料開発では繊維・チップ化して木質ボードとする検討などを紹介した。利用促進上の技術・法制上の課題を含む。

シソーラス用語： 植物繊維 ,  パーティクルボード ,  ファイバボード ,  *竹類 ,  *木質材料 ,  *用途開発 ,  構造材料 ,  林産資源 ,  竹繊維 ,  竹林

分類 (2件)： 木質材料の製造・加工一般  (FF05031B) ,  林産物一般  (FF05010O)

引用文献 (51件)：

• 中原恵. 木材工業. 1995, 50, 52-56
• 小谷公人. 木材工業. 1996, 51, 8-12
• 井口よう子. 木材工業. 2003, 58, 157-164
• 平野陽子. 木材工業. 2004, 59, 443-447
• 則元京. 木材工業. 2006, 61, 430-435

タイトルに関連する用語 (3件)： 竹 ,  構造材料 ,  開発