文献

J-GLOBAL ID：200902240436011361   整理番号：09A0234714

フィールド補助平面上の多視点投影交差領域生成からの選手位置推定

A Player Position Estimation from Intersection Generation on Field Auxiliary Plane with Multiple View Projections

著者 (5件)： 大城英裕 (大分大) ,  挾間洋平 (大分大) ,  行天啓二 (大分大) ,  末田直道 (大分大) ,  井上誠喜 (NHK 放送技研)
資料名： 電気学会情報処理研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： IP-09  号： 1-12  ページ： 47-52  発行年： 2009年02月20日 
JST資料番号： Z0968A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スポーツ競技の解析データを加工してコンテンツ化するスポーツコンテンツサービスでは,選手がどの場所で競技を行っているかの位置情報が重要である。本論文では,複数のカメラによって異なる角度・位置から撮影された多視点映像を用い,各視点画像からの情報をフィールド面に対して多視点投影交差を行い,人物とフィールド面が接する位置を推定するKhanらの方法の課題を論じた。すなわち,人物の影・光の反射が位置と推定されてしまい,走る・飛ぶといったフィールド面から離れる動作では正確に位置を推定できないので,選手の胴体を横切るフィールド補助平面を視点画像中の消失点を用いて生成した。そして,1)各視点画像から背景差分法による選手の外形の抽出,2)各視点画像間とフィールド補助平面を対応づけるHomography行列を用いたフィールド補助平面に対する多視点投影交差,3)選手の外形の重なりからのフィールド補助平面上での存在確率の積算によって高い存在確率を持つ領域を選手位置と推定する。バスケットボールの試合を5台のカメラで収録した映像を用い,実験を行ったところ従来手法の課題を解決できた。

シソーラス用語： *映像 ,  スポーツ ,  *投影法【図法】 ,  *コンピュータビジョン ,  *位置決め ,  推定 ,  画像処理 ,  行列 ,  平面 ,  バスケットボール ,  カメラ ,  評価試験
準シソーラス用語： Homography行列 ,  フィールド補助平面 ,  位置推定 ,  *多視点映像 ,  背景差分法

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (11件)：

• Zhao, T. and Nevatia, T.2004. Tracking Multiple Humans in Complex Situations, IEEE PAMI, 2004.
• Okuma, K., Taleghani, A., Freitas, N., Little, J. J., and Lowe, D. G.2004. A Boosted Particle Filter: Multitarget Detection and Tracking., ECCV 2004.
• Leibe, B., Seemann, E., and Schiele, B.2005. Pedestrian Detection in Crowded Scenes, CVPR 2005.
• Orwell, J., Massey, S., Remagnino, P., Greenhill, D., and Jones, G. A.1999. A Multiagent framework for visual surveillance, ICIP 1999.
• Cai, Q. and Aggarwal, J. K.1998. Automatic tracking of human motion in indoor scenes across multiple synchronized video streams, ICCV 1998.

タイトルに関連する用語 (6件)： フィールド ,  視点 ,  投影 ,  交差 ,  選手 ,  位置推定