抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,視界不良時として霧を取り上げ,自然の霧発生条件下において自発光式LED視線誘導灯の視認性評価実験を行った。実験は2004年7~8月の2カ月間に亘り,北海道白糠町の町道マリン通りで,3タイプの自発光式LED視線誘導灯を対象とした。実験条件は,昼間3ケース(晴天時1ケース,霧発生時2ケース),夜間3ケース(晴天時1ケース,霧発生時2ケース)とした。被験者20名が参加し,自発光式LED視線誘導灯の見やすさを7段階,まぶしさを5段階のスケールにより評価した。実験結果を基に,道路のサービス速度別に,霧発生条件に応じて要求される自発光式LED視線誘導灯の光度性能をシミュレーションした。サービス速度60km/hで視程100m以下の霧発生時においては,昼間のとき約2.4×10
2~8.5×10
2cd,夜間のとき約1.2×10~4.3×10cdの光度性能が推奨されることが明らかになった。(著者抄録)