文献
J-GLOBAL ID:200902240463718027   整理番号:07A0089507

三硫化ジアリルは,カスパーゼ-3経路を介してヒト胃腫瘍細胞株MGC803のアポトーシスを誘発する

Diallyl Trisulfide Induces Apoptosis of Human Gastric Cancer Cell Line MGC803 Through Caspase-3 Pathway
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号: 10  ページ: 1247-1251  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景と目的:ニンニクおよびニンニクからの有機硫黄化合物には抗腫瘍効果があるが,その機序はまだ不明である。本研究では,ヒト胃腫瘍細胞株MGC803の三硫化ジアリル(DATS)に誘発されるアポトーシスにおけるカスパーゼ-3活性の変化と有意性を調査した。方法:DATSがMGC803細胞アポトーシスおよび活性化カスパーゼ-3の変化に及ぼす影響を,蛍光と電子顕微鏡法により観察し,フローサイトメトリーとウェスタンブロット法により検出した。試験成績:DATSによる培養の後,MGC803細胞は典型的アポトーシスの形態学的変化を示し,アポトーシス率は有意に増加した。DATSは,時間依存的にカスパーゼ-3を活性化した:活性化カスパーゼ-3の陽性率は,12mg/LDATSで処理したMGC-803細胞において,0,4,8,12および24時間で,それぞれ1.9%,3.0%,7.3%,14.4%および27.6%であった。24時間の12mg/LDATSの処理では,アポトーシス率は前処置のない細胞においてよりAc-DEVD-CHO(カスパーゼ-3阻害薬)の前処置による細胞で有意に低く(5.1%対23.0%,P<0.01),このことは,Ac-DEVD-CHOが能率的にMGC803細胞のDATSにより誘発されたアポトーシスを減少させることを示した。さらに,カスパーゼ3前駆体は加水分解されて,DATS処理したMGC803細胞で活性化された。結論:DATSは,カスパーゼ-3経路の活性化を介すると思われる,MGC803細胞におけるアポトーシスを誘発する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  消化器の腫よう 

前のページに戻る