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J-GLOBAL ID:200902240468141992   整理番号:09A1281363

EMT活性化因子ZEB1は幹性抑制性ミクロRNAの抑圧によって腫瘍形成を促進する

The EMT-activator ZEB1 promotes tumorigenicity by repressing stemness-inhibiting microRNAs
著者 (20件):
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巻: 11  号: 12  ページ: 1487-1495  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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上皮から間葉細胞への形質変換(EMT)プログラムの異常な活性化は,癌の侵入や転移を引き起こす。著者らは先行研究において,EMT活性化因子ZEB1(亜鉛フィンガーE-ボックス結合ホメオボックス1)が転移に必須の促進因子であり,ZEB1は上皮分化の強力な誘導因子であるミクロRNA(miR)-200ファミリーの発現を抑制することを示した。今回,ZEB1が腫瘍細胞の広がりを促進するだけでなく,膵癌細胞や大腸癌細胞の造腫瘍性に必須であることを示した。ZEB1は幹性抑制miR-203の発現を抑制し,miR-200ファミリーの標的はSox2やKlf4などの幹細胞因子のようであった。miR-200,miR-203,miR-183は癌細胞やマウスの胚幹細胞で協調して幹細胞因子の発現を抑制した。今回の結果は,ZEB1は幹性抑制性ミクロRNAを抑圧することによってEMTの活性化と幹性維持に関与し,そして移動性を持つ癌幹細胞の促進因子として作用することを示唆する。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
基礎腫よう学一般  ,  生物学的機能 

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