抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インパルス応答測定において,定常な環境雑音に起因する誤差を最小化する測定信号について報告した。本論文ではまず,あらかじめ測定した雑音のスペクトルに対して,測定誤差を最小とするような最適な信号スペクトルを求めた。その結果,最適信号のエネルギースペクトルは雑音のエネルギースペクトルの平方根に比例することを示した。次に,そのようなスペクトルを持つスイープ正弦波の具体的な合成方法を示した。最後にシミュレーションにより,従来法であるTSP信号及びLog-SS信号(ピンクTSP)信号と性能比較を行い,500~1,000Hzの帯域雑音に対し,約7dBの改善効果が見られ,提案手法の有効性が確認できた。(著者抄録)