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J-GLOBAL ID:200902240687126990   整理番号:09A1034923

Paenibacillus maceransmにおけるグリセロールの嫌気的発酵 代謝経路と環境決定因子

Anaerobic Fermentation of Glycerol in Paenibacillus macerans: Metabolic Pathways and Environmental Determinants
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号: 18  ページ: 5871-5883  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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P.maceransmはグリセロールを発酵しないという報告があるが,P.maceransmのグリセロールを嫌気的に発酵する株を見出した。これらの株のうち,N234A株について調べた。[U-13]グリセロールを用いてNMRで解析した結果,発酵生成物としてエタノール,ギ酸,酢酸,コハク酸および1,2-プロパンジオール(1,2-PDO)を同定した。さらに,グリセロールは細胞成分として取り込まれていた。培地のカリウムとリン酸濃度が低くし,酸性で培養し,CO2を多く含む空気を用いればグリセロール発酵は促進されたので,グリセロール発酵の環境決定因子が明らかになった。グリセロール資化および発酵産物の合成に関わる経路を,NMRと酵素アッセイを組み合わせて同定した。その結果に基づいて,N234A株では,エタノールと1,2-PDOがグリセロール発酵の代謝決定因子であるとした。グリセロールからエタノールへの変換には,エタノール1分子合成するのに1分子のATPを生成することでエネルギー要求性を果たした。グリセロールから1,2-PDOへの変換では,還元等量物を消費してしまうが,酸化還元バランスが促進された。
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分類 (1件):
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微生物代謝産物の生産 

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