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J-GLOBAL ID：200902240696920179   整理番号：09A0283945

カルバゾールを分解する新規海洋細菌

Novel marine carbazole-degrading bacteria

著者 (5件)： MAEDA Rintaro (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  NAGASHIMA Hiroshi (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  WIDADA Jaka (Univ. Gadjah Mada, Yogyakarta, IDN) ,  IWATA Kenichi (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  OMORI Toshio (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN)
資料名： FEMS Microbiology Letters  (FEMS Microbiology Letters)
巻： 292  号： 2  ページ： 203-209  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： E0002C  ISSN： 0378-1097  CODEN： FMLED7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,日本の沿岸域で採集した海水から11株のカルバゾール(CAR)資化細菌を単離し,特性化した。異なる培地を用いて,同じ試料から2つの異なる属に属するCAR資化細菌を単離した。16S rRNA遺伝子配列に基づく系統発生解析により,7株はErythrobacter,Hyphomonas,Sphingosinicella,caulobacter及びlysobacter属に近似し,一部の属のCAR分解菌は海洋環境で見い出されることを示した。OC3,OC6S,OC)及びOC11S株は新属に属し,海洋環境での芳香族化合物の分解に関与するらしい。PCR及びサザンブロット解析により,大部分の単離菌は新規CAR分解遺伝子及び既報のcar遺伝子を保持し,これらは海洋での他の生体異物の微生物分解において役割を果たすらしい。GC-MS解析から,これらの単離菌はCARをアントラニル酸に分解することを明らかにした。

シソーラス用語： 海洋微生物 ,  *微生物分解 ,  *芳香族縮合化合物 ,  ヌクレオチド配列 ,  *新種 ,  rRNA ,  系統発生 ,  系統樹 ,  種差 ,  相同性 ,  化学物質 ,  有害物質 ,  *ケモタキソノミー ,  海水 ,  資化 ,  窒素複素環化合物 ,  16S rRNA ,  海洋細菌 ,  新属 ,  生体異物

分類 (3件)： 微生物形態学・分類学  (EG03030Y) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (1件)： カルバゾール

タイトルに関連する用語 (3件)： カルバゾール ,  分解 ,  海洋細菌