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J-GLOBAL ID:200902240844173728   整理番号:07A0069372

ヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子を導入したマウスモデルの作製について

Production of Human Alpha (1,2)-fucosyltransferase Transgenic Mice Model
著者 (5件):
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巻: 34  号: 10  ページ: 708-710  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2356A  ISSN: 0253-9896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ(HT)遺伝子を導入したマウスモデルの作製についての研究である。方法:受精卵をミクロ注入することにより,遺伝子導入マウスを作製した。ヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子を含むトランス遺伝子構造をマウスの接合子核の雄性前核に移植し,その後,想像妊娠中である雌マウスの卵管に,注入された健康な受精卵を移植し,自然分娩を待った。第0世代のマウスにおけるヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ酵素遺伝子の統合を,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)とサザンブロット法を用いて検証した。また,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応法(RT-PCR)の解析を用いてヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子のmRNAの発現を認めた。マウスの末梢血単核細胞(PBMCs)におけるH抗原とα-Gal抗原の発現については,フローサイトメトリー法を用いて検出した。結果:ミクロ注入後の卵子の生存率と次世代の出生率は,それぞれ84.9%(968/1140),10.8%(105/968)であった。ヒトの外来性のα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子の統合率は,7.6%(8/105)であった。遺伝子統合に成功した群のうちの7匹のマウスには,心臓,肝臓,腎臓,筋肉に,ヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子のmRNAがみられた。さらに,末梢血単核細胞には,ヒトの95%から150%の強度を持つH抗原の発現がみられた。一方で,マウスの末梢血単核細胞におけるα-Gal抗原の減少は,正常なマウスの5%から10%であった。ヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子は,第3世代まで着実に受け継がれた。結論:ヒトα(1,2)-フコシルトランスフェラーゼ遺伝子の遺伝子導入マウスモデルの作製は成功であった。
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実験用生物  ,  遺伝子操作 
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