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J-GLOBAL ID：200902240896342226   整理番号：09A0098700

[9]-,[12]-,[18]-シクロパラフェニレンの合成,特性化,理論 カーボンナノフープ構造体

Synthesis, Characterization, and Theory of [9]-, [12]-, and [18]Cycloparaphenylene: Carbon Nanohoop Structures

著者 (6件)： JASTI Ramesh (Univ. California) ,  JASTI Ramesh (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  BHATTACHARJEE Joydeep (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  NEATON Jeffrey B. (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  BERTOZZI Carolyn R. (Univ. California) ,  BERTOZZI Carolyn R. (Lawrence Berkeley National Lab., California)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 52  ページ： 17646-17647  発行年： 2008年12月31日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シクロパラフェニレン(CPH)の化学に注目し,9,12,18量体について,合成と電子吸収・蛍光スペクトル測定などにより検討した。CPH(「カーボンナノフープ」)は,p-ジヨードベンゼンを出発化合物とする3,6-sym-ジメトキシ-シクロヘキサ-1,4-ジエン中間体のSuzukiカップリング反応及び大環状化,生成した大環状前駆体のリチウムナフタレニドによる芳香族化で,[9]-,[12]-,[18]-量体として合成できる。これらのCPHは波長340nm付近に固有の吸収極大を示し,大環状部分のサイズが小さくなると,蛍光スペクトルのStokesシフトが大きくなる。平衡構造(ねじれ型([12]-,[18]-量体),掌性のMoebiusリボン状配置([9]-量体)),電子スペクトル特性,フロンティア軌道特性及び電子状態との関係(密度汎関数法)などについても考察した。

シソーラス用語： *大環状化合物 ,  *ポリフェニレン ,  蛍光スペクトル ,  電子吸収スペクトル ,  立体配座 ,  フロンティア軌道 ,  電子状態 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： *ポリパラフェニレン

分類 (1件)： シクロファン,カテナン,ロタキサン,カリキサレン,ノット(三つ葉結び目)  (CF06120M)

物質索引 (1件)： 4,4′′-[1,1′:4′,1′′-テルベンゼン-4,4′′-ジイル(1,1′:4′,1′′-テルベンゼン-4,4′′-ジイル)]-1,1′:4′,1′′-テルベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： シクロパラフェニレン ,  特性化 ,  理論 ,  構造体