抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東京都23区内におけるゲストハウス(GH)を対象とし,その特性を分析した。現行のGHは,戸建住宅等小規模な物件を少人数でシェアする形態が多く,居住者の自己責任による管理が行われていることが分かった。立地は,都心周辺部の交通アクセスに優れた場所に集中していることが明らかになった。GH事業収支計算を行ったところ,小規模低廉型において最も高い採算性が得られ,改修費の限度額も大きいことが分かったが,その収益額は低く,複数のGHを運営する等の工夫が必要となる。賃貸借契約には定期借家契約が利用されており,所有者が遊休不動産を計画的に運用できると同時に,入居者にとっては低賃料という利点がある。