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J-GLOBAL ID:200902240911607215   整理番号:09A0292934

脊髄損傷ラットにおける初期の運動はTrkBシグナリングを介した異痛症を誘導する

Early exercise in spinal cord injured rats induces allodynia through TrkB signaling
著者 (9件):
資料名:
巻: 381  号:ページ: 339-344  発行年: 2009年04月10日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リハビリテーションは脊髄損傷患者の機能回復に重要である。しかし,リハビリテーションに関連する神経学的イベントは良くわからないままである。ここで,我々は脊髄損傷後のニューロン再生と運動について調べ,炎症段階の脊髄損傷ラットの補助ステップ運動は異痛症を引き起こすことを見出した。胸部脊髄挫傷スプラーグドーリーラットに損傷後7日間補助ステップ運動を課した。運動は皮質脊髄路ニューロンの顕微鏡的回復を促進したが,足引っ込め閾値が減少し,C-繊維が異常に出芽した。このことは異痛症の潜在的な原因であることを示唆する。脳由来神経栄養因子(BDNF)のトロポミオシン関連キナーゼB(TrkB)受容体は異常に出芽したC-繊維で発現した。BDNF-TrkBシグナリングの遮断は異常な出芽と足引っ込め閾値の減少を顕著に抑制した。従って,脊髄損傷の初期リハビリテーションはBDNF-TrkBシグナリングを介した異常なC-繊維の出芽を伴う異痛症を引き起こすのかもしれない。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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リハビリテーション 

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