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J-GLOBAL ID：200902240935799476   整理番号：09A1246782

ほ乳類Rif1は複製ストレス生存率と相同性指向性修復に寄与する

Mammalian Rif1 contributes to replication stress survival and homology-directed repair

著者 (4件)： BUONOMO Sara B.C. (Rockefeller Univ., NY) ,  WU Yipin (Univ. Michigan Medical School, MI) ,  FERGUSON David (Univ. Michigan Medical School, MI) ,  DE LANGE Titia (Rockefeller Univ., NY)
資料名： Journal of Cell Biology  (Journal of Cell Biology)
巻： 187  号： 3  ページ： 385-398  発行年： 2009年11月02日 
JST資料番号： C0575A  ISSN： 0021-9525  CODEN： JCLBA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 様々な生体プロセスに関わるRif1の分子機能を,欠損マウスの解析により調べた。Rif1欠損は胚発生を損傷して生存率が減少し,Rif1が発生後期より前で機能すると示唆した。条件欠損対立遺伝子を構築し,この胚発生損傷がS期欠損によることを明らかにした。さらにRif1ヌル細胞はDNAポリメラーゼ阻害剤アフィディコリン感受性が亢進し,DNA損傷が蓄積することを認めた。しかしDNA複製チェックポイントのシグナルカスケードにRif1は必要ではなかった。むしろRif1は,複製フォークの失速部位に局在して,相同性指向性修復を促進した。失速部位でRif1はATMキナーゼと53BP1を必要とした。Rif1欠損細胞では異常なRad51蓄積を認めた。以上からRif1はDNA複製チェックポイントの新たな構成要素であり,胚発生と正常なDNA複製に必須である。

シソーラス用語： ストレス ,  *DNA修復 ,  DNA損傷 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  タンパク質 ,  DNA複製 ,  胚発生
準シソーラス用語： 53BP1 ,  ATM ,  DNA複製チェックポイント ,  *Rif1蛋白質 ,  アフィディコリン ,  複製ストレス

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (7件)： ほ乳類 ,  Rif1 ,  複製ストレス ,  生存 ,  相同性 ,  指向性 ,  修復