文献

J-GLOBAL ID：200902240937229197   整理番号：08A0986762

ピーマン・トウガラシ類における脱臭化メチル栽培

著者 (2件)： 西八束 (鹿児島県農業開発総合セ) ,  小川孝之 (茨城県農業総合セ 鹿島地帯特産指導所)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 62  号： 10  ページ： 533-536  発行年： 2008年10月10日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)の脱臭化メチル栽培マニュアル開発が急がれる。防除のポイントは次の如く考えられる。まず,微生物の活性を高めて表層土中の残渣腐熟化を促進し,ウイルス濃度を低下,不活性化させる。さらに弱毒ウイルスを利用し感染阻止を図る。栽培マニュアルとして,抑制栽培および半促成栽培では,抵抗性品種,生分解性ポットなどを用いた防除技術に土壌消毒剤による他病害防除を体系化する。養液栽培では隔離床を用いる。また,促成栽培では,休耕期間が夏期であり,植物残渣の分解を促進し,合わせて生分解性ポットを利用し定植時の感染を防ぐ。さらに弱毒ウイルス接種苗を利用する。

シソーラス用語： *ピーマン ,  *トウガラシ ,  燻蒸剤 ,  *タバモウイルス ,  *病害防除 ,  弱毒ウイルス ,  殺菌 ,  土壌管理 ,  耐病性 ,  生分解性高分子 ,  育苗 ,  植物遺体 ,  移植【植物】 ,  代替案 ,  作型 ,  農薬散布 ,  脂肪族臭素化合物
準シソーラス用語： *トウガラシマイルドモットルウイルス ,  ポット苗 ,  植物残渣 ,  生分解性プラスチック ,  生分解性ポット ,  耐病性品種 ,  定植 ,  土壌消毒 ,  農薬施用

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

物質索引 (1件)： 臭化メチル

引用文献 (14件)：

• 長井雄治 (1981): 千葉農試特報 9: 1~109.
• 小川孝之 (2006): 今月の農業 50(8): 24~28.
• --ら (2007): 茨城病虫研報 46: 18~24.
• 大木健広ら (2003a): 日植病報 (講要) 69: 334.
• --ら (2003b): 関東病虫研報 50: 29~32.

タイトルに関連する用語 (4件)： ピーマン ,  トウガラシ ,  臭化メチル ,  栽培