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J-GLOBAL ID:200902240972713190   整理番号:08A1193047

Rh-Pd及びPt-Pdコア-シェル型ナノ粒子の反応駆動型再構築

Reaction-Driven Restructuring of Rh-Pd and Pt-Pd Core-Shell Nanoparticles
著者 (18件):
資料名:
巻: 322  号: 5903  ページ: 932-934  発行年: 2008年11月07日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一定のサイズ,組成,構造を持つように制御された二成分金属ナノ粒子を開発できれば反応活性と選択性の優れた工業用触媒の作製に大きな可能性をもたらす。二成分系金属ナノ粒子では粒子を取り巻く雰囲気ガスの酸化性及び還元性によって金属の偏析が大きく影響を受ける可能性がある。コロイド化学的に合成した直径15±2nmサイズで,コア-シェル型の構造及び組成を有するRh0.5Pd0.5及びPd0.5Pt0.5ナノ粒子触媒についてNO,O2,CO及びH2を含む酸化,還元及び触媒反応条件下でX線光電子分光法を用いて研究を行なった。Rh0.5Pd0.5は酸化雰囲気下または還元雰囲気下で組成及び化学状態が劇的に変化し,またその変化は可逆的である。他方,Pd0.5Pt0.5ナノ粒子ではPdもしくはPtに目立った偏析現象が生じない。Rh0.5Pd0.5ナノ粒子では,Rh酸化物がPd酸化物よりも安定であることが粒子表面におけるRhの偏析と選択的酸化を促進する駆動力となっており,Pd0.5Pt0.5では,Ptは酸化され難い化学的性質を持つため,酸化物を形成してナノ粒子表面に固定することが困難なことが原因と考えられる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
貴金属触媒  ,  コロイド化学一般 

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