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J-GLOBAL ID:200902240989382651   整理番号:08A0800502

インドのベラール河口における形状変化 2004年12月津波の影響

Morphological changes at Vellar estuary, India-Impact of the December 2004 tsunami
著者 (5件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 45-57  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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各種プロセスの相互作用により作られる沿岸サブシステムは,津波や洪水などの天然ハザードにより影響を受け不可逆的形状変化となる。インドの南東海岸に位置するベラール河口は巨大な砂丘(3~6mの高さで560haの広さ)を持っていたが,2004年12月に発生した巨大なインド洋津波により大きな形状変化が起った。津波による損害は,リアルタイム運動解析GPS(沿岸形状とビーチプロフィルの地図化)と地理情報システム(GIS)の組合せにより津波前後に集めた大量の野外データを用いて定量化した。高さ4mの波を持つ津波は,最大2kmまでの沿岸土壌を浸水させただけでなく砂丘や堆積物を侵食し,31ha以上の広い潮流平原を形成した。河口は津波により非常に大きく損傷され,特に1)天然の防護壁(砂丘)を失い,沿岸地域はあらしの攻撃に脆くなった,と2)海の浅瀬化が漁船航路の障害となった。ベラール沿岸での観測と世界の他所での津波/ハリケーンの過去の回復経験に基き,形状損失が初期形態に戻るのに少なくも2年のサイクルが必要であり,砂丘が再構築されるには10年はかかると思われる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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