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J-GLOBAL ID：200902241015045158   整理番号：09A0111901

抄紙法により作製された緑茶の茶殻配合紙の抗菌性

Antibacterial Activity of Compounded Papers using Wasted Green Tealeaves Produced by Paper-making Method

著者 (5件)： 高橋哲也 (島根大学教育学部) ,  笠井稚子 (九州大学バイオアーキテクチャーセンター) ,  近藤哲男 (九州大学バイオアーキテクチャーセンター) ,  横田博志 (愛媛製紙株式会社開発企画課) ,  国武哲則 (愛媛製紙株式会社開発企画課)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 64  号： 12  ページ： 358-365 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 緑茶に多く含まれている抗菌性物質である水溶性カテキン類の抄紙工程での溶出を抑える研究をした。さらに,カテキン類を茶殻配合紙に定着させるために硫酸アルミニウムを添加した。バインダーを用いた抄紙あるいは茶殻の粉砕度合いの変更は,水溶性カテキン類の抄紙工程での溶出を抑えることができなかった。一方,硫酸アルミニウムを2.7.wt%添加した茶殻配合紙の抗菌性は明らかに向上した。

シソーラス用語： 抗生物質 ,  *緑茶 ,  食品副産物 ,  抄造 ,  *抗細菌作用 ,  *添加物効果 ,  硫酸アルミニウム
準シソーラス用語： *抗菌性 ,  抗菌性物質 ,  抗菌力 ,  抄紙 ,  茶殻

分類 (1件)： 紙・紙製容器の性質・試験  (YL04020D)

引用文献 (15件)：

• MENDEL, F. J. Food Prot. 2006, 69, 2, 354-361
• TAGURI, T. Biol. Pharm. Bull. 2004, 27, 1965-1969
• SAKIHAMA, Y. Toxicol. 2002, 177, 1, 67-80
• LEE, D. I. NATO ASI Ser. E. 1997, 335, 497-513
• IWASA, Y. Kami Pulp no Gijyutsu. 2005, 56, 2, 19-29

タイトルに関連する用語 (6件)： 抄紙 ,  作製 ,  緑茶 ,  茶殻 ,  配合 ,  抗菌性