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J-GLOBAL ID：200902241162344390   整理番号：09A0427354

蛋白質動力学の単一化モデル

A unified model of protein dynamics

著者 (9件)： FRAUENFELDER Hans (Los Alamos National Lab., NM) ,  CHEN Guo (Los Alamos National Lab., NM) ,  BERENDZEN Joel (Los Alamos National Lab., NM) ,  FENIMORE Paul W. (Los Alamos National Lab., NM) ,  JANSSON Helen (Goeteborg Univ., Goeteborg, SWE) ,  MCMAHON Benjamin H. (Los Alamos National Lab., NM) ,  STROE Izabela R. (Worcester Polytechnic Inst., MA) ,  SWENSON Jan (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE) ,  YOUNG Robert D. (Northern Arizona Univ., AZ)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 13  ページ： 5129-5134  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質は環境と強く相互作用を示す動的系である。今回,ドミナントな立体配座運動は水和シェルとバルク溶媒により影響を受けることを示した。ガラス形成液体の物理学からの視点及び階層的に組織化したエネルギー景観の概念に基づいてモデルを作製した。蛋白質動力学に対する外部変動の効果を調べるため,ブロードバンド二電子スペクトロスコピーでバルク溶媒と水和シェルの変動を測定し,Mossbauer効果とニュートロン分散で測定した内部変動と比較した。大スケール蛋白質運動はバルク溶媒の変動により影響を受けた。これらは溶媒粘度による制御を受け,固相環境下では制御を受けなかった。内部蛋白質運動は,水和シェルのベータ変動により影響を受け,水和作用で制御を受け,脱水和化蛋白質では起らなかった。さらに検討し,外部ベータ変動はミオグロビンを介する一酸化炭素通過の温度と時間依存性を定めると結論した。

シソーラス用語： 動力学 ,  単一化 ,  モデル ,  *立体配座 ,  水和 ,  溶媒 ,  エネルギー ,  二電子系 ,  スペクトロスコピー ,  粘度 ,  固相 ,  *ミオグロビン ,  一酸化炭素

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質動力学 ,  単一化 ,  モデル