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J-GLOBAL ID:200902241218816168   整理番号:09A0698721

全抗酸化能力評価のためのバソクプロインジスルホン酸二ナトリウム塩を用いた銅(II)還元分析の評価:CUPRAC-BCS分析

Evaluation of the copper(II) reduction assay using bathocuproinedisulfonic acid disodium salt for the total antioxidant capacity assessment: The CUPRAC-BCS assay
著者 (4件):
資料名:
巻: 392  号:ページ: 37-44  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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病気進行,または特に酸化ストレス種々相を調べる実験及び臨床研究における,個人の抗酸化状態測定に対する関心は高まっている。ヒト血漿と尿の全抗酸化能力(TAC)を査定する,キレート剤としてバソクプロインジスルホン酸二ナトリウム塩を用いた銅(II)還元分析法(CUPRAC-BCS分析)の評価を行った。20人の試料を,4種類の分光分析法(CUPRAC-BCS,血漿第二鉄還元能(FRAP),トロロックス等価抗酸化能力(TEAC),1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル分析(DPPH))で測定して,これらの方法を比較した。CUPRAC-BCSは,血漿と尿試料に関してFRAP及びTECと有意に相関(すべてについてr>0.5,p<0.05)した。DPPHと尿試料では相関(r=0.925,P<0.001)したが,血漿試料では相関しなかった(r=0.366,P=0.122)。しかし,4つの方法は,等式と回帰線が調和しない場合は一致しなかった。本法の不正確さは6%未満で,検出限界は41.8μモルトロロックス等価/Lで,2mMトロロックスまで直線性であった。エチレンジアミン四酢酸二水和物二ナトリウム塩(EDTA)は,Cu(II)に結合して,Cu(I)-BCS複合体生成を回避した。本研究は,CUPRAC-BCSが簡単,迅速,安価で,ヒト尿やへパリン添加血漿試料のTAC評価に適した方法であることを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物生理一般  ,  分光分析 

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