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J-GLOBAL ID：200902241318177103   整理番号：08A0524697

ミクロスフェア懸濁液からの高周波数動的超音波散乱

High Frequency Dynamic Ultrasound Scattering from Microsphere Suspensions

著者 (3件)： KOHYAMA Mariko (Dep. of Macromolecular Sci. and Engineering, Graduate School of Sci. & Technol., Kyoto Inst. of Technol.) ,  NORISUYE Tomohisa (Dep. of Macromolecular Sci. and Engineering, Graduate School of Sci. & Technol., Kyoto Inst. of Technol.) ,  TRAN-CONG-MIYATA Qui (Dep. of Macromolecular Sci. and Engineering, Graduate School of Sci. & Technol., Kyoto Inst. of Technol.)
資料名： Polymer Journal  (Polymer Journal)
巻： 40  号： 5  ページ： 398-399 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在,動的光散乱(DLS)は重合体溶液,懸濁液,およびゲルの構造と動力学研究する最も人気がある道具の一つである。しかしながら,DLSは構造因子と内部のモードに関して大きい知識を必要とする。特定の構造の長さスケールがマイクロメータスケールに近づくにしたがって,可視光の透過性は貧しくなり,多重散乱が増加する。したがって,不透明物体の構造解析を可能にする新規な方法が強く要求されていた。最近のミリメーターからサブミリメーターまで及ぶガラスビーズ用いた複合流を研究するために,動的音波散乱(DSS)方法が提案された。著者らは,モニターしているマイクロメータまたはさらに小さなサイズにDSSを適用するために,振動数20MHzの縦波を利用するDSSを探究した。対象として3.5~45μmの径をもつラテックス粒子に超音波照射し,反射あるいは散乱超音波をトランスデューサによって受け取った。DLSとDSSによる測定結果は,d_DLS/d_DDS=45/42.50,11/10.96,5.5/5.61,3.5/3.59(μm/μm)で殆ど一致していた。

シソーラス用語： *超音波 ,  *散乱 ,  *相関関数 ,  *ミクロスフェア ,  *動力学 ,  動的光散乱 ,  高分子溶液 ,  懸濁液 ,  ゲル ,  可視光 ,  性質 ,  構造解析
準シソーラス用語： *動的音波散乱 ,  重合体溶液 ,  透過性 ,  DSS【分析】

分類 (2件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  その他の音響応用  (BB03100I)

引用文献 (6件)：

• BERNE, B. J. Dynamic Light Scattering with Applications to Chemistry, Biology and Physics. 2000
• COWAN, M. L. Phys. Rev. Lett. 2000, 85, 453
• STRYBULEVYCH, A. Microgravity Sci. Technol. 2005, 16, 249
• EVANS, D. H. Doppler Ultrasound : Physics, Instrumental, and Clinical Applications. 2000
• NORISUYE, T. Macromol. Symp. 2006, 242, 208

タイトルに関連する用語 (4件)： ミクロスフェア ,  懸濁液 ,  高周波数 ,  超音波散乱