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J-GLOBAL ID:200902241994722327   整理番号:09A0898720

中国産マメ科ハギ属ヤマハギ亜属の分類

A Revision of Lespedeza Subgenus Macrolespedeza (Leguminosae) in China
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 197-223  発行年: 2009年08月20日 
JST資料番号: Y0108A  ISSN: 0022-2062  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文は先に発表した中国産ハギ属ハギ亜属についての論文(Ohashi,Nemoto and K.Ohashi 2009a)と同じ目的でまとめたもので,中国産ヤマハギ亜属の研究史,種の検索表,正名および異名の出典と文献,各種の分布,種の分類学的扱いの根拠などをまとめたものである。各種の記載文は近く刊行される予定のFlora of China,vol.10 Fabaceaeに含まれるので,ここでは省略した。中国でのハギ属の分類は地方的植物誌の報告は多数あるが全体をまとめたものは中国植物志41巻(1995)があるだけで,ここではハギ属(=胡枝子属)を胡枝子組sect.Lespedezaと大胡枝子組sect.Macrolespedezaとに分けていて,大胡枝子組に12種を認めている。われわれはハギ属をハギ亜属とヤマハギ亜属に分け,さらにヤマハギ亜属をヤマハギ節sect.Macrolespedezaとキハギ節sect.Hetelolespedezaとに細分した。ヤマハギ亜属には8種を認め,ヤマハギ節に4種,キハギ節にはこれまでキハギとチョウセンキハギの2種より成るとされていたが,新たに2種を加えて4種とした。これまでの中国産のヤマハギ亜属の構成種の扱いとして,Schindler(1913),Akiyama(1988),中国植物志(1995)と本論文の結論を比較して,表1に示した。Ohashi(2001)はミヤギノハギLespedeza thunbergiiを日本,朝鮮半島,台湾,中国,インド東部に広く分布する種とした。本論文ではミヤギノハギの種内分類群の設定をOhashi(2001)から一部変更した。subsp.thunbergiiは日本,朝鮮半島,中国に,subsp.formosa(Vogel)H.Ohashiは台湾と中国南部に,subsp.elliptica(Benth.ex Maxim.)H.Ohashiは中国西南部とインド東部に分布する地理的亜種とみなした。(著者抄録)
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分類 (1件):
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植物分類学 
引用文献 (28件):
  • Akiyama S.1988. A revision of the genus Lespedeza section Macrolespedeza (Leguminosae). The University Museum, The University of Tokyo Bulletin (33): 1-170.
  • Akiyama S. and Ohba H.1988. Taxonomy of Lespedeza formosa (Vogel) Koehne. In: Ohba H. and Malla S. B.(eds.), The Himalayan Plants 1: 217-229, plates 48-51.
  • Bailey L. H.1920. A collection of plants in China. Gentes Herbarum 1(1). Lespedeza. pp. 31-32.
  • Hatusima S.1967. Lespedeza: Sects. Macrolespedeza and Heterolespedeza from Japan, Corea and Formosa. Mem. Fac. Agr. Kagoshima Univ.6: 1-17.
  • Hsu P. S., Li X. Y. and Gu D. X.1983. An analysis of the topoclinal variation of Lespedeza bicolor Turcz. Acta Phytotax. Sin.21: 306-318.
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