文献

J-GLOBAL ID：200902242125676710   整理番号：08A0238404

ドイツにおける埋立地に関する基準と廃棄物処理の動向

著者 (2件)： 関戸知雄 (宮崎大 工) ,  土手裕 (宮崎大 工)
資料名： 廃棄物学会誌  (廃棄物学会誌 市民編集)
巻： 19  号： 1  ページ： 31-40  発行年： 2008年01月30日 
JST資料番号： L1595A  ISSN： 0917-0855  CODEN： HAGAEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年のドイツの埋立処分に関する戦略や問題,廃棄物処理の現状について,ドイツ環境省のレポートや現地でのヒアリング,シンポジウムの参加により収集した情報をもとにまとめた。ドイツでは2005年より廃棄物の直接埋立処分を禁止し,前処理を義務付けた。埋立処分される廃棄物の基準を設け,家庭系ごみに関してはクラスIあるいはクラスIIの埋立地に処分される。また,ドイツにおける廃棄物処理方法の主流となっている,焼却処理と機械・生物処理(MBT)の現状と,発生する残渣の性状や処分に関して紹介した。MBT残渣の性状は,日本の破砕選別施設から発生する破砕不燃残渣と類似していた。(著者抄録)

シソーラス用語： *埋立地 ,  廃棄物処分施設 ,  地中処分 ,  熱化学的廃棄物処理 ,  法規制 ,  *廃棄物管理 ,  国家政策 ,  環境政策 ,  ドイツ連邦共和国 ,  生物学的廃棄物処理 ,  施設
準シソーラス用語： 生化学的廃棄物処理 ,  ドイツ

分類 (1件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S)

引用文献 (16件)：

• 1) The Federal Ministry for the Environment, Nature Conservation and Nuclear Safety: 2006 Municipal Solid Waste Management in Germany (2006)
• 2) 古市徹, 谷川昇, 石井一英: ヨーロッパにおけるWaste to Energyの動向, 廃棄物学会誌, 第18巻, 第3号, pp. 172-181 (200)
• 3) K.-U. Heyer and R. Stegmann: The long-term behavior of landfills, the Proceedings of International Seminar and Workshop, The Sustainable Landfilling (CD-ROM) (2005)
• 4) European business-2006 edition-Chapter 14: Water supply, sewerage and waste management, Eurostat (2007)
• 5) Umweltbundesamt: Ökologischen Vertretbarkeit der mechanisch-biologischen Vorbehandlung von Restabfaellen einschliesslich Deren Ablagerung (1999)

タイトルに関連する用語 (4件)： ドイツ ,  埋立地 ,  廃棄物処理 ,  動向