コールバイニーズのためのスモールステップとビッグステップセマンティックス

NAKATA Keiko; HASEGAWA Masahito

文献

J-GLOBAL ID：200902242281139172 整理番号：09A1242207

コールバイニーズのためのスモールステップとビッグステップセマンティックス

Small-step and big-step semantics for call-by-need

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資料名：
巻： 19 号： 6 ページ： 699-722 発行年： 2009年11月
JST資料番号： W1589A ISSN： 0956-7968 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

非循環と循環コールバイニーズ・ラムダ計算のためのナチュラルセマンティックスを提示した。これはAriolaとFelleisenによりリダクションセマンティックスと等価であることが証明されている。ナチュラルセマンティックスはスモールステップであり,グローバルヒープを用いる。リダクションセマンティックスはスモールステップであり,評価は局所的に停止される。これら2つの異なった形式体系はコールバイニーズ戦略を異なった角度から記述するものである。これら両者の形式体系の違いを,ヒープ構造を何時再構成するかに関してと,レデックスにどのように焦点を当てるかに関して観測した。証明には,両者のセマンティックスの仲介としてナチュラルセマンティックスの変形を用いた。このセマンティックスにより,ヒープ再構成とレデックス焦点を明示的にすることができ,これら両者の橋渡しをできた。本論文でのアイデアは,再帰レコードのための遅延評価戦略をリダクションセマンティックスとナチュラルセマンティックスにおいて考察する際に生じたものである。

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計算理論 , システムプログラミング一般

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