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J-GLOBAL ID：200902242306225702   整理番号：08A0816208

数値シミュレーションを用いた実在街区における各種ヒートアイランド対策が屋外温熱環境に与える影響の把握

EFFECTS OF VARIOUS RELAXATION METHODS FOR THE HEAT ISLAND PHENOMENON ON OUTDOOR THERMAL ENVIRONMENT IN THE PRESENT URBAN BLOCKS USING NUMERICAL SIMULATIONS

著者 (4件)： 土屋貴史 (東大 大学院工学系研究科) ,  大岡龍三 (東大 生産技研) ,  CHEN Hong (華中科技大 建築・都市計画学院) ,  HUANG Hong (東大 生産技研)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 630  ページ： 1021-1027  発行年： 2008年08月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実在街区を対象に放射・対流連成解析手法を用いて各種ヒートアイランド対策が屋外温熱環境に及ぼす影響について検討を行った。街区によりヒートアイランド対策の効果が異なることを明らかにするために,東京都内の2種類の代表的な実在業務地区,大手町地区(高層業務地区)と京橋地区(中層業務地区)を選び,屋外温熱環境の数値解析を行った。さらに屋外温熱環境への影響度を利用し,建物,空調排熱,交通排熱等の熱源が屋外温熱環境に及ぼす影響について検討した。また,建物屋上被覆,道路・敷地被覆,空調排熱の位置や方式の変更,交通排熱の有無等の屋外温熱環境の緩和対策を変更したケースの比較を行い,実在学と対象として街区形状により各種ヒートアイランド現象緩和対策の効果が異なることを示した。

シソーラス用語： *数値解析 ,  街区 ,  *ヒートアイランド ,  住環境 ,  温熱環境 ,  *東京都 ,  中央業務地区 ,  高層建築 ,  中層建築 ,  解析モデル ,  壁面 ,  地表面 ,  気象条件 ,  乱流モデル ,  放射熱伝達 ,  対流熱伝達 ,  透水性舗装 ,  再帰反射 ,  屋根材 ,  廃熱 ,  緑化 ,  気温分布 ,  風速 ,  熱流束 ,  空気調和装置 ,  土地被覆 ,  *災害対策 ,  近隣住区
準シソーラス用語： *防災対策 ,  *大手町 ,  *京橋

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  局地循環,気流  (DC05090N)

引用文献 (8件)：

• 村上. ヒートアイランド現象緩和に関する評価システムCASBEE-HIの開発. 建築学会技術報告集. 2006, 23, 247
• 陳. 建物壁面からの顕熱放散や建物の人工排熱の屋外温熱環境 に関する影響度の研究 (その1). 空気調和・衛生工学会学術講演会講演論文集, 2005. 2005, 2197-2200
• 中嶋. 建物壁面からの顕熱放散や建物の人工排熱の屋外温熱環境 に関する影響度の研究 (その2). 空気調和・衛生工学会学術講演会講演論文集, 2005. 2005, 2201-2204
• 陳. 建物壁面からの顕熱放散や建物の人工排熱の屋外温熱環境形成に関する影響度の研究 (その3). 空気調和・衛生工学会学術講演会講演論文集, 2006. 2006, 1473-1476
• 国交省. 平成15年度都市における人工排熱抑制によるヒートアイランド対策調査報告書. http://www.env.go.jp/air/report/h16-05/. 2003

タイトルに関連する用語 (6件)： 数値シミュレーション ,  街区 ,  ヒートアイランド ,  対策 ,  屋外温熱環境 ,  把握