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J-GLOBAL ID：200902242460315676   整理番号：09A0535492

カンキツの剪定方法の違いによる樹のエイジング調節

The aging control by the tree by the difference of the way of pruning citrus fruits.

著者 (5件)： 菊地毅洋 (愛媛県農林水研 果樹研究セ) ,  高木信雄 (愛媛県農林水研 果樹研究セ) ,  喜多景治 (愛媛県農林水研 果樹研究セ) ,  三堂博昭 (愛媛県農林水研 果樹研究セ) ,  崎本孝江 (愛媛県農林水研 果樹研究セ)
資料名： 愛媛県農林水産研究所果樹研究センター研究報告  (Bulletin of the Fruit Tree Research Center, Ehime Research Institute of Agriculture, Forestry and Fisheries)
号： 1  ページ： 17-23  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： X0564B  ISSN： 1883-7220  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カンキツの剪定は,高品質果実安定生産に必要不可欠な要素であるが,強剪定によって樹形は乱れ,品質低下を招く場合が多い。そこで,きのこ型樹形を作り,剪定が樹形,果実品質及び作業性に及ぼす影響について調査検討した。1)強剪定によって樹勢は若返り,強勢な新梢の発生によって樹形は乱れるが,きのこ型樹形は樹のエイジングを進め,樹勢は安定した。急傾斜地における低樹高維持には,若木へのきのこ型樹形の導入が有効であると考えられた。2)果実品質・収量は,樹勢の影響を受けやすく,品種に応じた剪定が必要であるが,きのこ型樹形は樹のエイジングを進め,ウンシュウミカンの若木や樹勢の強い品種の品質向上に有効であると考えられた。3)きのこ型樹形は,マルチ被覆等の地表面作業の省力化に有効であった。低樹高維持により,収穫作業の軽労働化も可能と推察される。(著者抄録)

シソーラス用語： *剪定 ,  樹木 ,  *加齢 ,  果実【器官】 ,  植物成長 ,  傾斜地 ,  樹高 ,  収率 ,  品質 ,  品種 ,  省力化 ,  収穫 ,  栽培管理 ,  *ミカン属 ,  安定生産 ,  軽労働化 ,  樹形 ,  樹勢 ,  ミカン類 ,  植物生理 ,  改変
準シソーラス用語： Citrus ,  エイジング ,  きのこ型 ,  柑きつ ,  樹 ,  収穫作業 ,  収量

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (5件)： カンキツ ,  剪定 ,  樹 ,  エイジング ,  調節