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J-GLOBAL ID:200902242500290132   整理番号:09A0619621

ステロイド性抗生物質フシダンの生合成:オキシドスクワレンシクラーゼとそれに続くAspergillus fumigatus(アスペルギルス属真菌の1種)由来仕立て酵素の解析

Biosynthesis of Steroidal Antibiotic Fusidanes: Functional Analysis of Oxidosqualene Cyclase and Subsequent Tailoring Enzymes from Aspergillus fumigatus
著者 (6件):
資料名:
巻: 131  号: 18  ページ: 6402-6411  発行年: 2009年05月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高等植物に見られるトリテルペン骨格の様々な生物活性物質は,オキシドスクワレンシクラーゼ(OSC)による共通前駆体(3S)-2,3-オキシドスクワレンの環化反応を経て生合成される。一方Aspergillus fumigatus(アスペルギルス属カビの1種)などの微生物にもOSCは存在し,それはAfuOSC3遺伝子によってコードされている。このAfuOSC3はシトクロムP450モノオキシゲナーゼ類(P450s)〔短鎖デヒドロゲナーゼ/レダクターゼ(SDR)およびアシルトランスフェラーゼ〕遺伝子とクラスターを形成することから,この遺伝子クラスターがヘルボル酸(フシダンの1種)をコードしていることが示唆される。そのことを確認するために本研究では,アスペルギルス由来のAfuOSC3を先ず酵母に発現させた。その結果,酵母にはヘルボル酸の中間体であるプロトスタ-17(20),24-ジエン-3β-オールが蓄積し,その構造異性体の生成も認められた。更にトリテルペン形成酵素の機能を同定する目的で,P450遺伝子(CYP5081A1~D1)およびSDR遺伝子(AfuSDR1)をそれぞれAfuOSC3と共発現させた。その結果,組合わせ共発現の多くはヘルボル酸生合成に関わる酸化代謝物を誘導したことから,上記遺伝子クラスターのヘルボル酸生合成における役割基盤が支持された。
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分類 (1件):
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代謝と栄養 
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