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J-GLOBAL ID:200902242543318260   整理番号:08A0919603

再潅流直後の骨髄単核細胞の動脈内移植はラットにおける焦点性虚血後の脳損傷を減少する

Intra-arterial transplantation of bone marrow mononuclear cells immediately after reperfusion decreases brain injury after focal ischemia in rats
著者 (7件):
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巻: 83  号: 11-12  ページ: 433-437  発行年: 2008年09月12日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:骨髄細胞の移植は,脳虚血に対して神経保護効果を発揮することが報告されている。しかしながら,再潅流直後に投与する骨髄単核細胞(BMMCs)の効果についてはほとんど研究されていない。本研究は,ラットにおける一過性の焦点性虚血に応答した脳損傷が,再潅流直後のBMMC投与により改善できるかを検討し,投与経路における違いを明らかにするために計画した。主たる方法:自己由来のBMMCsは,各々のラットから得た。その後ラットに一過性の焦点性虚血を誘発し,続いて再潅流直後に,同側頸動脈(IA群)あるいは大腿動脈(IV群)を介してBMMCを投与した。対照群ラットにも同じ処置を行い,溶媒を投与した。再潅流の24時間後と7日後に,梗塞量を群間で比較した。移植細胞を追跡するため,投与に先立ちPKH26を用いてBMMCsを蛍光ラベルした。重要な発見:対照群と比較して,全梗塞量は,IV群ではなくIA群で減少した。同側半球において,PKH26陽性細胞数は,IV群よりもIA群でより多かった。ローターロッドテストで評価した運動機能は,対照群と比較してIA群で改善した。意義:これらの結果から,再潅流直後に,静注ではなく動脈内投与した1×107自己由来BMMCsが,ラットにおける一過性の焦点性虚血後に対して有意な神経保護効果を果たすことが示された。再潅流初期段階の脳に存在する多量の移植BMMCsが,その保護効果を発揮した可能性がある。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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