文献
J-GLOBAL ID:200902242583781205   整理番号:08A0826149

音響および底質特性に基づく熊本市沖有明海の海域環境の解析

著者 (4件):
資料名:
巻: 24  ページ: 639-644  発行年: 2008年06月25日 
JST資料番号: L0321A  ISSN: 0912-7348  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熊本沖有明海において,海底の現状を音響解析により把握し,過去の地形資料と比較して地形の変化を明らかにし,柱状堆積物試料と過去の底質分布図を比較して底質の変化とアサリの漁獲量の増加との関係を検討した。以下の結論が得られた。1)横島沖の窪地の最深部は堆積物の被覆がなく,平頂部にはビロードマクラが生息していない。これより,採砂以前の生息場としての機能を回復していないと判断される。2)泥は緑川沖で厚く,北に向って薄くなる。拡散の限界は横島沖と判断される。3)アサリの漁獲量の急増と,貝殻片,砂,礫からなる粗粒粒子が混じる堆積物の分布の拡大が密接に関係している。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海岸工学  ,  環境工学一般 
引用文献 (13件):
  • 1) 秋元和實, 滝川清, 島崎英行, 鳥井真之, 長谷義隆, 松田博貴, 小松俊文, 本座栄一, 田中正和, 大久保功史, 筑紫健一, 松岡數充, 近藤寛: ガラカブが観た有明海の風景-環境変化をとらえるための表層堆積物データベース-. pp.1-24, NPOみらい有明・不知火, 熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター出版, 2004.
  • 2) 金澤拓, 佐藤慎一, 東幹夫, 近藤寛, 西ノ首英之, 松尾匡敏: 諫早湾潮止め後の有明海における二枚貝群集の変化. 日本ベントス学会誌, 第60巻, pp.30-42, 2005.
  • 3) 塚原博, 弘田禮一郎, 〓公勲: 第21章 有明海 IV生物. 日本海用学会編 日本全国沿岸海洋誌, pp.863-878, 1985.
  • 4) 木下泰正, 有田正史, 小野寺公児, 大嶋和雄, 松本英二, 西村清和, 横田節哉: 61-2有明海および周辺海域の堆積物. 通商産業省工業技術院公害特別研究報告書, pp.29-67, 1980.
  • 5) 建設省国土地理院: 沿岸海域基礎調査報告 (荒尾地区). pp.1-128, 1980.
もっと見る

前のページに戻る