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J-GLOBAL ID：200902242769237882   整理番号：09A0356502

ユビキタス時代の屋内位置検知技術 2.ユビキタスコンピューティングと屋内環境の位置認識

著者 (4件)： 別所正博 (東大 大学院情報学環) ,  小林真輔 (東大 大学院情報学環) ,  越塚登 (東大 大学院情報学環) ,  坂村健 (東大 大学院情報学環)
資料名： 電子情報通信学会誌  (Journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)
巻： 92  号： 4  ページ： 249-255  発行年： 2009年04月01日 
JST資料番号： F0019A  ISSN： 0913-5693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンピュータと通信,特にその複合システムの進展に伴い,位置情報を利用したサービス,例えば観光ガイドや歩行者ナビゲーションといったサービスに,いつでもだれでもどこでもリアルタイムにアクセスできるようになってきた。このような位置情報を取得するための技術,すなわち位置認識技術は,ユビキタスコンピューティング環境実現の鍵として特に注目されている。位置認識技術として,屋外では主にGPSがかなり普及してきた。一方で屋内や地下街といった環境ではGPSの利用が難しいため,ユビキタスインフラを活用した方式が注目を集めている。本稿では,このようなユビキタスコンピューティングと位置認識技術の関係を概説する。ここでは,位置認識の要素技術,例えば赤外線や超音波を使った方式や,無線通信技術を活用した幾つかの方式を概説し,更にこれらを組み合わせて用いる複合的位置認識技術についても触れたい。そして,このような技術が可能にする応用を,幾つかの先進的な実例とともに紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ユビキタスコンピューティング ,  屋内環境 ,  *認識 ,  *位置情報 ,  情報サービス ,  システム特性 ,  *自律系 ,  適応系 ,  *無線伝送 ,  通信方式 ,  光通信
準シソーラス用語： 位置認識 ,  コンテキストアウェアネス ,  赤外線通信 ,  可視光通信

分類 (2件)： 電子航法一般  (ND14010O) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (17件)：

• Navitime. http://www.navitime.co.jp/
• ゼンリン地図+ナビいつもガイド. http://www.its-mo.com/
• WANT, R. The active badge location system. ACM Trans. Inf. Syst. 1992, 10, 1, 91-102
• PRIYANTHA, N. B. The Cricket location-support system. Proceedings of MobiCom 2000. 2000, 32-43
• ADDLESEE, M. Implementing a sentient computing system. Computer. 2001, 34, 8, 50-56

タイトルに関連する用語 (6件)： ユビキタス ,  屋内 ,  検知技術 ,  ユビキタスコンピューティング ,  屋内環境 ,  位置認識