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J-GLOBAL ID:200902242794021126   整理番号:09A1214256

局在性及び可逆性TGFシグナル伝達は乳癌細胞を接着性運動から単細胞運動性に切り替える

Localized and reversible TGFβ signalling switches breast cancer cells from cohesive to single cell motility
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号: 11  ページ: 1287-1296  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乳癌の転移で重要な役割を果たしていると考えられているのは,TGFとEGFシグナル伝達で,これらは癌細胞の運動性を促進させている可能性がある。そこで,本報では,TGFシグナル伝達の下流にあるSmad2局在とTGF依存性レポーター遺伝子活性を,蛍光顕微鏡を用いてラット乳癌細胞の転移が進行中に観察した。その結果,TGFシグナル伝達は,細胞内で一過性かつ局在的に活性化され,Smad4,EGFR,Nedd9,M-RIP,FARP及びRhoCの転写に関与する分子を介して,細胞を接着性から単一細胞運動性に変えた。また,TGFシグナル伝達を遮断すると細胞はin vivoで単一細胞としての運動性を喪失したが,集団での運動性は阻害されなかった。これにより,集団での運動に制限された細胞はリンパ節浸潤は可能だが,血流を介した転移は出来ないことが示唆された。以上のことから,一過性のTGFシグナル伝達が血流を介した転移に必須であることが示された。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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