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J-GLOBAL ID:200902242992561128   整理番号:08A1107325

クロマチン構造はγ線照射に対するDNAの感受性に影響を及ぼす

Chromatin structure influences the sensitivity of DNA to γ-radiation
著者 (3件):
資料名:
巻: 1783  号: 12  ページ: 2398-2414  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト細胞の機能的及び構造的に異なるクロマチンドメインで二本鎖DNA切断(DSB)が,初めて直接可視化された。得られた結果から,遺伝的に不活性な凝縮クロマチンは,発現されて脱凝縮したドメインよりもγ線によるDSB誘導に左右されないことを示した。DNA損傷に対する解放クロマチンのより高い感受性は,より効率的なDSB修復を伴った。これらの知見は,低い転写活性を持つ主に遺伝子を含む2つの11 Mbp長のクロマチン領域,即ち高度に発現した遺伝子のクラスターを持つ領域と遺伝子の少ない領域におけるDSB誘導とDSB修復とを比較して得られた。同じ結論は,遺伝子密度やクロマチン凝縮で異なる,全染色体テリトリーを用いる実験から生じた。へテロクロマチンにおける電離放射線による損傷へのDNAのこの低い感受性は,単純なクロマチン凝縮化で引き起こされるのではなく,遺伝的に活性な脱凝縮クロマチンに比べて,より多量の蛋白質の存在によって引き起こされるとの結果から得られた。癌治療(TSA,低張及び高張)における細胞殺滅のために潜在的に使用されるある薬剤は,クロマチン構造や異なった方法でのDSB修復効率における変化によって,照射細胞の細胞生存に影響を及ぼすことを示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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細胞構成体一般  ,  細胞レベルに対する影響  ,  分子遺伝学一般 
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