文献
J-GLOBAL ID:200902243169076555   整理番号:09A1272785

多機能宿主防御ペプチド: 抗菌ペプチド,自然免疫及び適応免疫での小さくて大きなプレイヤー

Multifunctional host defense peptides: Antimicrobial peptides, the small yet big players in innate and adaptive immunity
著者 (3件):
資料名:
巻: 276  号: 22  ページ: 6497-6508  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒトのカテリシジンとデフェンシンのような低分子の陽イオン性抗菌ペプチドの免疫応答および疾患への寄与に着目し,これらの多機能性分子の役割の理解における近年の進歩について議論した。抗菌ペプチドは最初に殺菌能力を持つ分子として見出されたが,現在では多くの機能を示すことが明らかになっている。これらの分子は炎症誘発性分子や消炎性分子の生産・放出の促進,炎症細胞の損傷部位への補充,直接的な抗菌分子としての機能を行い,食細胞による微生物の摂取を促進することで損傷修復に寄与することを見出した。この多面発現効果は,エフェクタ分子とそれらの標的の多様性と同時に特異的機能の重複を反映すると考えられた。抗菌ペプチドは,精巧なフィードバック機構を通して免疫・非免疫細胞を制御し,自然免疫を適応性応答に結び付け,ホメオスタシスを維持し,その生理学的濃度の変化は疾患と相関していた。これらの抗菌活性,免疫調節性機能,アジュバント特性と低毒性は抗菌ペプチドが特異的活性を持つ新たな治療薬の開発の有望な候補となることを示唆する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  生理活性ペプチド 

前のページに戻る