文献

J-GLOBAL ID：200902243233126022   整理番号：08A0596976

産業廃棄物および建設副産物を用いた高減衰性能を有する地盤材料の開発

DEVELOPMENT OF A GEOMATERIAL WITH VIBRATION DAMPING CAPABILITY AGAINST EARTHQUAKE MOTION USING INDUSTRIAL WASTES AND CONSTRUCTION BY-PRODUCTS

著者 (3件)： 酒句教明 (日本大学短大) ,  川村政史 (日本大 生産工) ,  下村幸男 (日本大学短大)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 14  号： 27  ページ： 43-48  発行年： 2008年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 産業廃棄物の有効利用の観点から開発された植栽基盤機能を付加した減衰性能を有する地盤材料の力学特性について述べた。得られた主な知見は,1)圧縮強度は混合材の種類と混合割合及びつなぎ材の種類に大きく依存するが,地盤材料としての強度は確保できる,2)つなぎ材として普通ポルトランドを添加すると履歴減衰が期待できない。アスファルト乳剤を用いると,大きな履歴減衰が確保できる,3)植栽用減衰ブロックに適する材料の組合せは,骨材として木片チップと再生微粒分の組合せ,つなぎ材にはアスファルト乳剤が良いといえる。

シソーラス用語： *建設材料 ,  土木材料 ,  *産業廃棄物 ,  副産物 ,  減衰 ,  軟弱地盤 ,  土壌層位 ,  *植栽 ,  地盤材料 ,  建設副産物 ,  植栽基盤

分類 (2件)： 建設材料一般  (RA06010S) ,  廃棄物処理  (RA01095A)

引用文献 (8件)：

• 池田能夫. 地盤改良上の基礎の減衰性能向上に関する研究 その1 2タイプの基礎ブロックの加振実験. 第12回日本地震工学シンポジウム論文集, 2006年. 2006, 738-741
• 廣田昌憲. 地震応答低減地業 その1 解析的検討と材料試験. 日本建築学会構造系論文報告集. 1993, 448, 37-46
• ISHIMARU, S. A feasibility study of new type seismic isolation-Composed system of piles covered by pipe and damper with partial soil improvement. Proceedings of the 13th World Conference on Earthquake Engineering, 2004. 2004
• 福武毅芳. 軟弱地盤の非線形特性を利用した免震基礎-液状化現象を積極利用した地盤免震技術を中心として-. 基礎工. 2002, 30, 12, 21-28
• 国土交通省白書ホームページ. http://www.mlit.go.jp/hakusyo/hakusyo.html

タイトルに関連する用語 (5件)： 産業廃棄物 ,  建設副産物 ,  減衰 ,  地盤材料 ,  開発