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J-GLOBAL ID：200902243312059942   整理番号：08A0316277

硝化脱窒細菌の窒素負荷履歴を考慮した新たな活性汚泥モデルへの展開

著者 (4件)： 山下哲生 (神鋼環境ソリューション) ,  竹田尚弘 (神鋼環境ソリューション) ,  皆川美絵 (神鋼環境ソリューション) ,  赤司昭 (神鋼環境ソリューション)
資料名： 神鋼環境ソリューション技報  (Engineering Reports. KOBELCO Eco-Solutions)
巻： 4  号： 2  ページ： 19-24  発行年： 2008年02月01日 
JST資料番号： L1919B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 活性汚泥モデル(ASMs)は排水処理設備の設計や維持管理にもちいられるなど,水処理に携わる人々にとって身近なツールとなりつつある。我々はさらなるモデルの予測精度の向上とキャリブレーション頻度を低減できる使いやすいモデルの構築にむけて,モデル内で表現されている硝化細菌および脱窒細菌数の挙動と反応速度との関連性の把握に取組んだ。リアルタイムPCR法をもちいて窒素除去に寄与する生物数をモニタリングし,最大反応速度との関係を評価した。その結果,硝化細菌や脱窒細菌の最大反応速度は(それらの細菌が晒された)負荷に応じて変化するという,従来のASMsでは表現されていない新たな事象を見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： 硝化 ,  *脱窒菌 ,  負荷 ,  *シミュレーションモデル ,  RT-PCR法 ,  予測可能性 ,  予測モデル ,  活性汚泥法
準シソーラス用語： 活性スラッジ法 ,  汚濁負荷 ,  *活性スラッジモデル

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

引用文献 (5件)：

• 日本下水道事業団「活性汚泥モデルの実務利用の技術評価に関する報告書」
• 赤司昭, 山下哲生, 第40回日本水環境学会年回講演集, 39(2006)
• Hermansson, A, and Lindgren, P-E. Appl. Environ. Microbiol.67, 972-976,(2001)
• Harms, C. et al. Environ. Sci. Technol.37, 343-351,(2003)
• Throback, I. N. et al. FEMS Microbiol. Ecol.49, 401-417,(2004)

タイトルに関連する用語 (6件)： 硝化 ,  脱窒細菌 ,  窒素負荷 ,  履歴 ,  活性汚泥モデル ,  展開