文献

J-GLOBAL ID：200902243472952864   整理番号：09A0956385

水晶体老化:クリスタリンの影響

Lens aging: Effects of crystallins

著者 (3件)： SHARMA K. Krishna (Dep. of Ophthalmology, Univ. of Missouri-Columbia, 1 Hospital Drive, Columbia, MO 65212, USA) ,  SHARMA K. Krishna (Dep. of Biochemistry, Univ. of Missouri, Columbia, MO 65212, USA) ,  SANTHOSHKUMAR Puttur (Dep. of Ophthalmology, Univ. of Missouri-Columbia, 1 Hospital Drive, Columbia, MO 65212, USA)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1790  号： 10  ページ： 1095-1108  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 眼水晶体の主要な機能は網膜に焦点を結ぶことである。水晶体の主要蛋白質のα,β及びγクリスタリンは酸化,脱アミド,短縮,グリコシル化及びメチル化のような加齢関連変化を恒常的に受ける。このような加齢関連改変は累積され,クリスタリン構造及び機能に影響する。時が経過するにつれて,改変クリスタリンは凝集し,網膜に焦点を結ぶ替わりに徐々にそれに光を散乱することを水晶体にもたらし,それの透明度の段階的消失及び不透明性を水晶体に起こした。加齢関連水晶体不透明度または白内障は世界中の失明の主要原因である。これらの改変がこの蛋白質においてもたらす構造的/機能的変化を留意して老化時に水晶体で起きる脱アミド及びグリコシル化について概説した。それに加えて,蛋白質分解を概説し,in vivo形成されたクリスタリン断片は,これらの抗シャペロン活性を通して老化水晶体でのクリスタリン凝集をいかに起こすかについての近年の知見を論じた。また,水晶体蛋白質の加齢関連変化に関する研究の優れた選択として高圧酸素処理誘導モルモット及び「ヒト化」アスコルビン酸輸送マウスモデルについて概説した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水晶体 ,  *老化 ,  *クリスタリン ,  白内障 ,  シャペロンタンパク質 ,  脱アミド ,  グリコシル化 ,  酸化 ,  メチル化 ,  経時変化 ,  凝集 ,  網膜 ,  タンパク質分解 ,  病態モデル
準シソーラス用語： α-クリスタリン ,  β-クリスタリン ,  γ-クリスタリン

分類 (3件)： 老化と死  (EJ16040S) ,  視覚  (EJ13020B) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水晶体 ,  老化 ,  クリスタリン