抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリマー碍子の表面の水滴間での放電を模擬した水電極の導電率を変えて発生させた10mAという微小電流の局部アーク放電の熱が試料表面へ及す影響を材料試験と熱解析で検討した。この碍子は外被材にシリコーンゴムを用いている。熱解析を通して,局部アーク放電根元の熱は水電極先端に吸熱されることを明らかにした。さらに,比較的導電率の低い軽汚染での局部アーク放電は試料表面に対する熱の影響が強くなることも明らかにした。以上の結果は,絶縁機器としてのポリマー碍子の開発や材料評価を考慮する際の目安の一つとして期待される。