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J-GLOBAL ID:200902243889757240   整理番号:09A0041506

フィブロネクチン領域安定性の制御を介した2Dおよび3D環境でのインテグリン特異性および幹細胞分化の調節

Controlling integrin specificity and stem cell differentiation in 2D and 3D environments through regulation of fibronectin domain stability
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 1089-1097  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞外マトリックス(ECM)は幹細胞分化を含む多くの細胞現象を通じて強力な制御を行う。たとえば,特異的なインテグリンを結紮するためのECM類似体の設計および修飾は,再生医療戦略についてin vitroおよびin vivoの細胞過程の制御に有望なアプローチである。フィブロネクチン(FN)は,組織発生および修復における重要ECM蛋白質であるが,そのRGDペプチドは細胞接着のために広く使用されており,それらがインテグリンと結合することの無差別性は,受容体特異的相互作用の制御の困難さを誘導している。FN領域の力場媒介巻戻しの最近のシミュレーション,およびヒトvsマウスFNの配列解析は,FNの中央細胞結合領域(FN III9~10)の構造的安定性が,そのインテグリン特異性に影響することを示唆している。種々の安定性のFN III9~10変異体の作製を通じて,インテグリンα5β1に対して異なる特異性を示し,フィブリンマトリックスに共有結合可能なリガンドを得た。ここでは,2Dおよび3D環境でヒト間葉系幹細胞(MSC)挙動に影響するα5β1インテグリン特異的結合の能力を明らかにした。本データはα5β1がMSC骨原性分化の制御において重要な役割を持つことを示した。αvβ3に対してα5β1に特異性の増加したFN断片は,2Dで,および臨床的に意義のある3Dフィブリンマトリックス系で,MSCの骨形成分化を増強したが,接着/伸張および増殖は完全長FNのそれと同等だった。本研究は,ECMとのインテグリン依存性細胞相互作用が,3D細胞培養および組織工学の両者で適当なシステムにおいて,どのように幹細胞運命を制御するために改変可能であるかを明らかにした。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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