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J-GLOBAL ID:200902243895506348   整理番号:08A0925430

苗条の枝分かれのストリゴラクトンによる阻害

Strigolactone inhibition of shoot branching
著者 (17件):
資料名:
巻: 455  号: 7210  ページ: 189-194  発行年: 2008年09月11日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物の枝分かれを阻害するカロテノイド由来のホルモンシグナルは,長い間,その実体が不明だった。ストリゴラクトンはカロテノイド由来と考えられている化合物で,寄生植物の種子の発芽を引き起こし,共生菌類を刺激することが知られている。今回我々は,エンドウの枝分かれ変異体であるcarotenoid cleavage dioxygenase8ではストリゴラクトンが欠乏していること,このccd8変異体にストリゴラクトンを投与すると,野生型の枝分かれをする表現型が回復することの証拠を提出する。さらに,枝分かれ阻害シグナルへの応答を欠くという特徴がこれまでに知られている他の枝分かれ変異体も,ストリゴラクトンに応答しないが,ストリゴラクトン自体は欠乏していないことも明らかにする。これらの応答は,シロイヌナズナ(Arabidopsis)でも保存されている。外来性のストリゴラクトンは枝へと運ばれ,低濃度でも作用でき,これは枝分かれ阻害ホルモンシグナルに予想された性質と一致する。植物では,内在性のストリゴラクトン,あるいはその類縁化合物が枝分かれを阻害していると考えられる。またccd8変異体は,枝分かれ,菌根共生,寄生植物との相互作用などにストリゴラクトンがさまざまな作用を及ぼすことを示している。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  植物ホルモン 
タイトルに関連する用語 (4件):
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