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J-GLOBAL ID:200902243904465153   整理番号:09A0112388

新奇に合成したスコロダイトからのヒ素の固定 溶解度と安定性に関する分析

Immobilization of Arsenic from Novel Synthesized Scorodite-Analysis on Solubility and Stability
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 321-331 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新奇な大気プロセスで合成したスコロダイトの溶解度を調べた。安定なスコロダイト(FeAsO4・2H2O)粒子を,硫酸鉄と高濃度ヒ素(V)を含む反応混合物に酸化ガスを導入し第一鉄を第二鉄イオンへ転換することで製造した。得たスコロダイト結晶は,非常に低い,ほぼ無視しうるほどのヒ素濃度をpH3から6の範囲において放出し,これはその長期間安定性を示した。スコロダイトの溶解反応についての熱力学パラメータ,KspおよびΔGfはこれまでに報告されているものと同様であった。結果が,特定の浸出条件下では高い濃度のヒ素を放出することを示している。特に,アルカリ浸出溶液中に存在するCaOとNaClの組合わせがヒ素の可動化に顕著な効果を有していた。本研究はスコロダイトが蓄積される可能な自然環境をすべてをカバーしていなかったが,スコロダイトからのヒ素の溶解を完全に阻止する条件を開発することは実質的に困難であるように見える。ヒ素の浸出のための条件の正確な評価に基づいて環境のヒ素汚染の危険性を最小限にすることはスコロダイト貯蔵法を開発するために不可欠である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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用水の化学的処理 
引用文献 (63件):
  • 1) R. Nickson, J. McArthur, W. Burgess, K. M. Ahmed, P. Ravenscroft and M. Rahman: Nature 395 (1998) 338.
  • 2) R. T. Nickson, J. M. McArthur, P. Ravenscroft, W. G. Burgess and K. M. Ahmed: Appl. Geochem. 15 (2000) 403–413.
  • 3) J. M. McArthur, P. Ravenscroft, S. Safiulla and M. F. Thirlwall: Water Resources Res. 37 (2001) 109–117.
  • 4) J. M. McArthur, D. M. Banerjee, K. A. Hudson-Edwards, R. Mishra, R. Purohit, P. Ravenscroft, A. Cronin, R. J. Howarth, A. Chatterjee, T. Talukder, D. Lowry, S. Houghton and D. K. Chadha: Appl. Geochem. 19 (2004) 1255–1293.
  • 5) C. B. Dowling, R. J. Poreda, A. R. Basu, S. L. Peters and P. K. Aggarwal: Water Resources Res. 38 (2002) 1173.
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