抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気接点における,アークによる電流遮断を解析するためには,アーク電圧電流特性とアーク消滅特性が重要になる。アーク電圧電流特性については,AyrtonやHolmなどによって代表される多くの研究者による研究がある。しかし,アーク消滅特性に関しては,Ayrtonの場合はアークが安定である電流を研究対象にしているため,消滅特性には触れていない。一方Holmの場合は最小アーク電流を提案しているが,実際はしばしば最小アーク電流とされる電流を下回って放電が観測される。本研究ではアーク放電の消滅特性を調べることを目的とし,アークが消滅する電流付近でのアーク放電継続時間を調べた。アーク電流が小さくなるにつれ,継続時間が短くなった。継続時間の平均は,最小アーク電流付近で,W電極,Cu電極,C電極が0.01~0.1ms,Ag電極,Pd電極が0.1~1.0msになった。(著者抄録)