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J-GLOBAL ID：200902243912846875   整理番号：08A0428576

感度増強のための低温検出システムをもつマジック角スピニング核磁気共鳴プローブの開発

Development of a magic-angle spinning nuclear magnetic resonance probe with a cryogenic detection system for sensitivity enhancement

著者 (4件)： MIZUNO Takashi (JEOL Ltd., 1-2 Musashino 3-Chome, Akishima, Tokyo 196-8558, JPN) ,  HIOKA Katsuya (JEOL Ltd., 1-2 Musashino 3-Chome, Akishima, Tokyo 196-8558, JPN) ,  FUJIOKA Koji (CryoWare Inc., 465-2 Shimoyokoba, Tsukuba, Ibaraki 305-0075, JPN) ,  TAKEGOSHI K. (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kyoto 606-8502, JPN)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 79  号： 4  ページ： 044706  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分解能固体NMRのための新しい核磁気共鳴(NMR)プローブを開発した。このプローブにおいて,検出コイルの温度は,感度増強のために低温(~12K)に保たれた。これは,熱雑音の抑制だけでなく,コイルのQ因子の増大により達成された。このプローブの著しい特徴は,各種試料温度における高分解能固体NMR測定を実現するために,マジック角における試料回転が低温システムから熱的に分離されていることであった。このシステムを,クライオコイルマジック角スピニング(クライオコイルMAS)と呼ぶ。~20Kのコイル温度での¹H MAS NMRを,室温において回転する固体アダマンタンに関して観測することに成功し,このクライオコイルアプローチによる信号-雑音増分を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *MASNMR ,  *プローブ ,  *感度 ,  *高分解能 ,  低温 ,  Q値 ,  回転 ,  *インダクタ ,  シクロアルカン ,  架橋化合物
準シソーラス用語： *マジック角スピニング核磁気共鳴 ,  *コイル【電気】 ,  Q因子

分類 (2件)： NMR一般  (BM07041R) ,  低温技術  (BA02040H)

物質索引 (1件)： アダマンタン

タイトルに関連する用語 (6件)： 感度増 ,  低温 ,  検出システム ,  マジック角スピニング核磁気共鳴 ,  プローブ ,  開発