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J-GLOBAL ID：200902243921403129   整理番号：08A1143053

ハコヤナギ属植物体における耐塩性藍藻Aphanothece halophyticaのDnaKの過剰発現は生長率と非生物ストレス耐性を高める

Overexpression of DnaK from a halotolerant cyanobacterium Aphanothece halophytica enhances growth rate as well as abiotic stress tolerance of poplar plants

著者 (10件)： TAKABE Tomoko (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  UCHIDA Akio (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  SHINAGAWA Fumi (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  TERADA Yasutaka (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  KAJITA Hiroshi (SCIVAX Co., Kawasaki, JPN) ,  TANAKA Yoshito (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  TAKABE Teruhiro (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  HAYASHI Takahisa (Kyoto Univ., Uji, JPN) ,  KAWAI Takayoshi (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  TAKABE Tetsuko (Nagoya Univ., Aichi, JPN)
資料名： Plant Growth Regulation  (Plant Growth Regulation)
巻： 56  号： 3  ページ： 265-273  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： D0134C  ISSN： 0167-6903  CODEN： PGRED3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 耐塩性藍藻Aphanothece halophyticaの分子シャペロンをコードするAhDnaK遺伝子を,ギンドロ(Populus alba)に導入し,生長やストレス耐性に及ぼす効果を調べた。その結果,得られた遺伝子組換体は,野生型に比べて,弱光下では苗木の生長率が同様であったが,強光下では,生長が速く,植物体が大きくなり,セルロース含量が高くなった。また,弱光下でも,遺伝子組換体は,野生型に比べて,塩分,水分,寒冷の各ストレスを受けた若木の回復が早かった。以上等から,AhDnaK遺伝子を利用して,生長率とストレス耐性を高めることができると考えられた。

シソーラス用語： *ハコヤナギ属 ,  *トランスジェニック植物 ,  *藍藻類 ,  *シャペロンタンパク質 ,  熱ショックタンパク質 ,  形質転換 ,  植物成長 ,  遺伝子 ,  放射強度 ,  セルロース ,  *耐塩性 ,  耐干性 ,  耐寒性 ,  ストレス ,  水分ストレス ,  寒冷ストレス ,  林木育種 ,  光合成 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： *Aphanothece halophytica ,  dnaK遺伝子 ,  Populus alba ,  *ギンドロ ,  塩分ストレス

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： ハコヤナギ属 ,  植物体 ,  耐塩性 ,  藍藻 ,  DnaK ,  過剰発現 ,  生長率 ,  ストレス耐性