抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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構造材の強度向上のため,AZ31マグネシウム合金にショットピーニング加工を施した後,引張試験と軸圧縮荷重を受けたときの円管の塑性座屈試験を行った。以下の知見を得た。1)引張試験結果から,耐力σ
0.2に着目してみると特にSPO20材の203MPaが最も大きく,無加工材の181MPaに比べて22MPa(約12.2%)だけ高くなった。2)無加工材とショットピーニング加工材の塑性座屈試験から,T=293KでのSPO20材とSPIO20材の座屈応力は約103MPaとなり,無加工材の87.7MPaより約17%だけ高くなり,SPO60材の座屈応力は約97MPaとなり約10.7%の上昇だった。試験温度が573Kと高くなると,座屈応力へのショットピーニングの影響は消失した。