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J-GLOBAL ID：200902244051772073   整理番号：08A0196520

新技術,新戦術を用いたタンク全面火災への対応-大容量泡放水砲による防災戦術確立-

著者 (2件)： 伊藤壮一 (出光プランテック愛知) ,  津田正善 (出光興産 愛知製油所)
資料名： 出光技報  (Idemitsu Technical Report)
巻： 51  号： 1  ページ： 76-80  発行年： 2008年02月15日 
JST資料番号： F0292A  ISSN： 0915-5732  CODEN： IDGHEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我国では浮き屋根式タンクの全面火災の発生事例がなかったことから,浮き屋根式タンクの全面火災を新たな火災事象としてとらえ新たな消火戦術の構築が必要となった。浮き屋根式タンクの全面火災は,リング火災と比較して燃焼面の面積が広く大量の泡消火薬剤を集中投入する必要がある。石油コンビナート等災害防止法に基づく大型化学車・大型化学高所放水車・泡原液搬送車のいわゆる3点セットでは,消火困難であるため大容量泡放水システムによるノンアスピレート放射でタンク中心に放射しフットプリント理論とフォームランを形成しタンク全面火災鎮圧を図る消火戦術とした。(著者抄録)

シソーラス用語： *製油所 ,  *貯槽 ,  防火 ,  *消火 ,  火災 ,  *泡消火剤 ,  *消火設備 ,  防災 ,  防災設備 ,  安全対策 ,  事故防止 ,  コンビナート ,  法規制 ,  放水 ,  フットプリント法 ,  災害対策
準シソーラス用語： 防災対策 ,  タンク ,  タンク火災 ,  フットプリント解析 ,  火災消火 ,  火災防護 ,  災害防止対策 ,  石油コンビナート ,  *大容量泡放水砲 ,  *浮き屋根式タンク ,  泡沫消火剤

分類 (3件)： 石油精製一般  (YF02010M) ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  (RB06030R) ,  工場設備管理  (YA01087E)

引用文献 (4件)：

• 大容量泡放射砲システムによる消火戦術: 総務省消防庁 (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/complexkentoukai)
• 大型石油タンク火災の消火 (ウィリアムス ファイアーアン ドハザードコントロール社 1989年9月20日 講演資料)
• 新しい方式の石油タンク火災用泡消火設備 (横浜安全工学研究所代表 横浜国立大学名誉教授 上原陽一)
• 石油コンビナート消火戦術モリタ: モリタ

タイトルに関連する用語 (7件)： 戦術 ,  タンク ,  火災 ,  大容量 ,  泡 ,  放水 ,  防災